タミフルの脳への興奮作用、ラットで実証

インフルエンザワクチンの受付が始まりました。
10月中旬より各地で接種が始まりました。
診断が確定してからの治療については頭が痛いところです。
新聞でタミフルに関する記事が載っていましたので紹介させて
いただきます。

タミフルの脳への興奮作用、ラットで実証 
米の邦人教授 2007年09月29日
インフルエンザ治療薬タミフルに脳細胞を興奮させる作用があることを、
米ワシントン大学(ミズーリ州)の和泉幸俊教授(精神医学)らがラットを
使った実験で初めて明らかにした。
内容は10月9日発行の医学専門誌「ニューロサイエンス・レターズ」に
掲載される。
タミフル服用と異常行動の関係については、タミフルを飲んだ10代の子
が自宅マンションから飛び降りて死亡するなどの問題が相次いだ。
和泉教授らは、ラットの脳から取り出した神経細胞を、タミフルと、
タミフルが体の中で分解された時にできる薬効成分のOCBという
化学物質の水溶液にそれぞれ浸した。
すると、どちらも約10分後に神経細胞の活動が過剰に盛んになった。
各薬物を洗い流した後も、40分以上神経細胞の興奮は続いた。
タミフルそのものよりも、OCBの方が約30倍も作用は強かった。
人間で未成年に異常行動が相次いでいるため、今回は思春期前の
子どもに相当する生後1カ月の幼いラットの神経細胞を使った。
また、エフェドリンという風邪薬に含まれる成分や、アルコールを、
タミフルと同時に幼いラットに摂取させると神経興奮作用が強まる
こともわかった。
脳には、血中の物質を脳内に通すかどうかを選別する血液脳関門
という脳を守る特別な機能があるが、エフェドリンやアルコールは、
血液脳関門のガードを緩めることがわかっている。
和泉教授は、思春期前の子では血液脳関門の機能が未熟であることや、
ガードを緩める作用があるものと一緒に飲むことで、タミフルが関門を
すり抜けて脳に到達し、神経細胞に作用するのではないか、
と推測している。

タミフル輸入販売元の中外製薬広報IR部の話 現在、厚労省の指示
に従いながら、タミフルや代謝産物が血液脳関門を通るかどうかなど
の基礎研究を進めているところだ。

朝日新聞 朝刊 2007年09月29日 
http://www.asahi.com/health/news/TKY200709290068.html
時間経過でアクセスできなくなりますので、全文掲載させていただきました。
<コメント>
国内ではタミフルの単独服用での報告がかなりあったのではないか
と記憶しています。
併用薬との因果関係についての検討は厚労省ではどうだったのでしょう?

血液脳関門
http://ja.wikipedia.org/wiki/血液脳関門
薬物の血液脳関門および血液脳脊髄液関門透過機構の解明、および
脳内動態予測法の確立
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~sugiyama/Research/research2.html 
[解説]タミフル服用後に死亡例
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20051119ik02.htm
タミフルで異常行動から事故死、突然死
http://www.npojip.org/sokuho/051118.html
リン酸オセルタミビル(タミフル)と突然死、異常行動死との関連に
関する考察
http://www.npojip.org/sokuho/no59-1.html
タミフル問題資料編(2)・12人の死亡例
http://river-side.at.webry.info/200512/article_7.html
薬害 タミフル脳症被害者の会
http://www.tamiflu89.sakura.ne.jp/tamiflu.html
http://www.tamiflu89.sakura.ne.jp/

(サイトが偏ってしまったかも知れません。ご容赦ください。)
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by esnoopy | 2007-09-30 00:54 | その他
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