老化進める環境

長寿の双子といえば誰もが「きんさん、ぎんさん」を思い浮かべられることと思います。
今回の研究は「老化を抑制する遺伝子の働き方」が生活習慣や環境の違いによって異なるだろうという仮説にもとづいた研究のようです。
   成田きんさん  双子の姉。2000年1月23日に死去。享年107。 死因は心不全。
   蟹江ぎんさん  双子の妹。2001年2月28日に死去。享年108。 死因は老衰。

老化進める環境、高齢の双子で探れ 阪大が研究へ
70~80歳代の一卵性双生児で、生活習慣や環境の違いが老化にどのような影響を及ぼすのかを探る研究を、大阪大医学系研究科の早川和生教授(健康増進学)の研究グループが始める。
09年3月までの研究期間に全国の50組の双子を調べる。
阪大の倫理委員会が5日研究を承認した。

一卵性双生児はゲノム(全遺伝情報)が基本的に同じ。
老け方が違うのは、生活習慣や環境に差があり、老化を抑制する遺伝子の働き方が異なるためとみている。

早川教授らは、約30年前から1万2000組の高齢の双子を追跡調査し、生活習慣病にかかわるライフスタイルなどについて研究してきた。
今回は1万2000組の中から体力や脳、腎臓の機能、聴力などで老化の差が大きい一卵性の50組を調査対象とする。

双子から唾液(だえき)を採り、クロトー、サート1という代表的な老化関連遺伝子の働きの程度を調べる。同時に食生活や運動量、仕事内容、ストレスの程度などの生活習慣、生活環境をアンケートし、どのような要因が、老化関連遺伝子の働きを促進するのかをみる。

asahi.com 老化進める環境、高齢の双子で探れ 阪大が研究へ
2008年02月06日
http://www.asahi.com/health/news/OSK200802050099.html
版権 朝日新聞社

<コメント>
研究成果を早く知りたいものですが来年以降のお楽しみとなります。

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老化基礎科学
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/102/p10216.html
DNA損傷チェックポイント機構、細胞老化(Cellular Senescence)、細胞死誘導機構、酸化ストレス応答、IL-1ファミリー遺伝子、HZF、TARSH

国立長寿医療センター研究所
http://www.nils.go.jp/index.html
(長寿科学をlongevity sciencesというようです)

Klotho遺伝子と老化
http://www.kmu.ac.jp/~butsuri/student06/klotho.htm

寿命の限界を探る
http://www.healthist.jp/news/159_01/01_03.html

神経老化の最前線
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsn/JOURNAL/journal38-4/Gakkai_tokusyuu/mimori.html

遺伝からみた老化
http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000500/hpg000000478.htm
私たちのからだの機能をつかさどる酵素などのタンパク質は染色体DNAの遺伝子(設計図)に従って作られます。これらのタンパク質が中心となって生物の形や性質などを決めていますが、老化も遺伝子によって決定されているかどうかはまだわかっていません。

不老不死への科学
http://genetics.fc2web.com
(多分野へリンクできます)

Klotho遺伝子と老化のメカニズム
http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/KlothoCN01.html

「老化遺伝子」操作で、簡単に長寿を実現?
http://wiredvision.jp/archives/200402/2004021006.html
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by esnoopy | 2008-02-08 00:30 | その他
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